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設立趣意書

北九州市は、100年を超えるものづくりの歴史の中で培われた技術、人材という大きな財産があり、これまで、素材・部材、ロボット・メカトロニクス、半導体、環境などの分野で、我が国を代表するような企業を多く生み出してきた。

近年、本格的な少子・高齢化時代の到来、経済のグローバル化やアジア諸国の経済の台頭など、本市を取り巻く状況は大きく変化しており、地域発のイノベーションによる国際競争力のある新技術・新事業を戦略的に創出していくことが、今後の地域経済の活性化に不可欠である。

そうした中、北九州市産業雇用戦略会議は、平成20年3月、「北九州市産業雇用戦略(提言)」をとりまとめ、「新たな技術と豊かな生活を創り出すアジアの先端産業都市」を目指すべき目標として設定した。
この提言にもあるように、ベンチャー企業は、既存産業分野に活力と刺激を与えるとともに、次代の成長産業分野での事業化の重要な担い手であり、今後、多くのベンチャー企業が生まれる環境の整備とその成長支援の強化が求められる。

一方、市内においては、既に、民間企業の間で、ベンチャー企業の販路開拓や資金調達を支援する動き、ベンチャー企業がお互いの得意分野を活かして国際ビジネス展開を図るという積極的な動き等が出てきており、このような取り組みの芽が地域で広がっていくことが重要である。

そこで、独創的な新技術やアイデア等を活用して事業に取り組むベンチャー企業や中小企業(以下、「ベンチャー企業等」という。)の主体的な相互交流、関係機関のネットワークを活かしたベンチャー企業等への支援等を推進するために、本クラブを設立する。
これによって、ベンチャー企業等が、新事業の創出や事業拡大に積極的に取り組み、地域産業のイノベーション創出を牽引し、もって地域経済の活性化を促進することを目指す。